ビジネスマンの子育てブログ
子どもが目覚める前に出勤し、家族が寝てから帰宅する。そんな多忙な毎日を送るサラリーマンが、何とか自分にできる「子育て」を模索する日々のブログ。
プロフィール

リュミエール

Author:リュミエール
1969年生まれ。
3才の男児と0才の女児の父。
仕事は嫌いではないが、日常的な深夜残業のせいで平日は子どもと顔を合わせることができないのが悩み。
絶対に土日は仕事をしないと職場に宣言し、現在実行中。

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江ノ島に行ってきました
先週の週末は、カミさんが外出する用事があったので、私と息子と娘の三人で江ノ島に行って来ました。息子は海草集めに夢中になり、家に持って帰るといってききませんでした。結局、貝殻と海草を2つ持って帰りました。カミさんは海草をみてびっくりしていました。

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テーマ:男の育児 - ジャンル:育児

童門冬ニ「疾走の志士 高杉晋作」(2002 KKベストセラーズ)
童門冬ニ「疾走の志士 高杉晋作」(2002 KKベストセラーズ)を読みました。私は高杉晋作が好きで、一時は息子の名前を「晋作」にしようと思っていたほどです。(カミサンに反対されて「晋作」という名は没になりましたが...)

この本は、私の好きな作家である童門冬ニが高杉晋作をどのように描いているかという興味を持ちながら読みましたが、冒頭からショックを受けてしまいました。それは、高杉晋作の辞世の句といわれる「面白きこともなき世をおもしろく」に続く、野村望東尼がつくった「すみなすものは心なりけり」という下の句に対する、筆者の疑問があまりにも否定的だったからです。

「かれは癆咳(ろうがい)という不治の病に罹っていたから、
「さすがのおれも健康には勝てぬ」
と思ったかもしれないが、
「丈夫になったら、まだまだやることがある」
と考えていたはずだ。そんな晋作が、
「心の持ち方しだいで、世の中は面白くもなれば、つまらなくもなるのだ」
というようなあまり深みのない悟りに飛びついたとは思えない。」(7頁)

私はこの句が好きで、座右の銘と呼ぶほどではありませんが、気が滅入ったときにはこの句を思い出して自分を奮い立たせているのです。それを、「あまり深みのない悟り」と言い切るとは、童門冬二も厳しいなぁ。なんだか自分のことを薄っぺらな人間だと言われたような悲しい気分になってしまいました。

本の内容は、それなりに面白く読ませてもらいました。


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テーマ:パパ育児日記。 - ジャンル:育児

堂場瞬一「BOSS」(2007 PHP研究所)
堂場瞬一「BOSS」(2007 PHP研究所)を読みました。

 私は小説はあまり読みません。読むとしたら歴史物かスポーツ物です。この小説の主人公は、大リーグのニューヨーク・メッツのゼネラルマネージャーに就任した39才の日本人です。同年代の人物が主人公で、非常に共感しながら読みました。主人公が信じる明快な理論とデータに裏付けられた野球を展開するメッツは開幕からリーグ首位を走りますが...、という話です。ストーリーのクライマックスを書くのはマナー違反なので書きませんが、心に残った部分は次のくだりです。


 俺は、どれだけ多くの人間を傷つけて来たのか。何人の人間が、俺の言葉に納得せずに胸の中に嫌な思いを抱きつづけたか。結局俺は、何一つ、誰一人自由に動かすことができなかったのかもしれない。もちろん、「そうしろ」と命じられれば相手は動かざるを得ない。だが、納得できないまま動いた結果は、常に悲惨なものになる。
 人を動かすのは心だ。


 「人を動かすのは心だ。」これと同じことを、色々な人が色々な言葉で言っています。山本五十六の「してみせて、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」という言葉も、同じことを言っているのだと思います。私は、筆者のメッセージは「人を動かすのは心だ」だと受け取りました。

もちろん、辛気臭い話ではありません。娯楽作品としてリラックスしながら、あっという間に読んでしまいました。男性サラリーマンにおすすめです。


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佐藤孝幸「堂々とヘタな英語を話しなさい」(2005 かんき出版)
 佐藤孝幸著「堂々とヘタな英語を話しなさい」(2005 かんき出版)を読みました。ビジネス書ですが、子供を幼児向け英語教室に通わせるべきか迷っている親にも読んでもらいたいと思う本です。

 私は、欧米企業のビジネスマンとの仕事をする機会に恵まれていますが、その経験から「L」と「R」を区別して発音できなくても全然問題はないし、文法的に間違いだらけのジャパニーズ・イングリッシュでも全く問題がないことを実感しています。(もちろん、上手に発音できるに越したことはありませんし、文法上の間違いも無い方が良いに決まっています。)だから、巷で派手に広告しているような、幼児向け英語教育なんて不要だと思っています。

 この本は、幼児向け英語教育には触れていないものの、私が英語で仕事ができるまでレベルアップできたポイントが分かり易く書かれています。ページをめくるたびに「そうそう!そうやろ!」とうなずきながら、一気に読みきってしまいました。

まず、自分の発音に関する筆者の経験や考え方は次のとおりです。

「私がアメリカで働いたときの経験に照らしても、発音がひどかったために、相手に自分の言っていることが伝わらなかったということは、たった一度しかありません。
(中略)
 たとえば、"father"(父親)と"further"(「かなり」などの程度を表す)などは、母音の"a"と"u"を区別しなければ、まったく異なる意味になってしまいます。
 正直言いまして、私は"father"と"further"を区別して発音することはできませんし、どうせムリなので今ではそのための配慮もしていません。
 にもかかわらず、相手に私の言いたいことが正確に伝わるのはなぜでしょうか。」(121-122頁)


これは、私が日頃から思っていることと全く同じでした。私の経験から言えば、日本人の英語の発音はまだマシな方で、私の知っているイタリア人ビジネスマンの発音は本当にひどいものでした。それでもちゃんとアメリカ人に通じているのを見て、私は「あぁ、このひどいイタリア訛りでも通じるんや」と気づき、「正しい発音」の呪縛から解放されたことを覚えています。

ヒアリングも同じです。私のリスニングの能力はお世辞にも高くありません。相手の言っている3割ぐらいしか聞き取れません。後は文脈や予備知識から推測してカバーしています。この本の筆者も全く同じでした。

「私は経験上、英会話は相手の言葉の半分も聞き取れれば、十分理解できるものだと考えています。
 なぜなら、会話には「流れ」というものがありますから、半分も聞き取ることができれば、会話の前後の流れから推測することによって、細かい点はともかく、相手の言いたいことの要点はつかめるわけです。」(56-57頁)


 これは、会社の先輩が言っていることと同じでした。1年に10回以上海外出張をこなし、契約交渉でも外国人に一歩も引けをとらず英語で渡り合っている先輩が教えてくれたのは「相手の英語の半分は聞き取れてねぇよ。大事なポイントさえ外さなければ、一言一句もらさず聞き取れなくてもいいからな。大事なポイントが聞き取れなかったら聞き返せばいいんだよ。」というものでした。私は、この先輩のアドバイスを信じて外国人と仕事をしています。今でも3割程度しか聞き取れませんが、それでもなんとか仕事になっていますので、ヒアリングに関するこの考え方は正しいのだと思います。

 私はこれまで沢山の英語勉強本を読んできましたが、この本ほど役に立つ本は無いと思います。幸か不幸か、私はこの本に書かれていることを仕事で覚えてしまったので、この本から新たに得たものはありませんでしたが、私と同じ考え方の人がいるのだということを確認できただけでも良かったと思います。


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テーマ:英語de子育て - ジャンル:育児

平井貴久「勝つためのレシピ」(2001 光文社新書)
私を知っている人にとっては意外らしいのですが、じつは私は体育会系なのです。中学時代は水泳部に所属し、キャプテンにもなりました。高校は帰宅部でしたが、大学では体育会のアメリカン・フットボールに所属していました。ですから、若い頃から、食事には人一倍気をつかっていまたつもりです。幸い、カミさんが私以上に健康にうるさく食事には食材から気にする人なので、結婚後は以前ほど気を遣っていませんが。そんな私にとって、平井貴久「勝つためのレシピ」(2001 光文社新書)は本当に我が意を得たりと言いたくなるような本でした。

著者は医師です。普通の医師ではなくプロスポーツチームのチームドクターとして健康管理やコンディショニングを担当して実績を挙げてきた人物です。Jリーグの柏レイソルや、慶応大学ラグビー部、プロ野球の清原選手、松坂選手、またハンマー投げで金メダルを取った室伏浩司選手のドクターでもありました。

スポーツの世界でトップレベルの選手たちの勝利をサポートしてきたノウハウや経験が凝縮されたものが、本書です。恐らく、筆者のノウハウの一部しか公開していないと思いますが、それでも目からウロコが落ちるほどの内容ばかりでした。栄養学的な話はもちろんですが、私が感銘を受けたのは次のくだりです。(アンダーラインは私がつけたものです。)


躾親父(しつけおやじ)

 コンディショニングには直接関係ありませんが、私はどこのチームでも躾役(しつけやく)です。もちろん
レイソルでもいろいろとうるさく言っています。とにかく「お前ら、なんちゅう洋服のたたみ方だ。たたみ直せ!」などと注意します。まぁ、一人や二人くらいそういうのがいてもいいのだろうと思っています。悪口を言われてもかまいません。だから、チームでは躾親父と呼ばれています。
(中略)
 こうした一見サッカーとは関係ない躾や一般常識に関する取り組みには理由があります。サッカー選手の場合、その選手寿命は野球に比べても短い。もしけがなどで再起不能になれば、場合によっては二十代の前半から一般社会人として生計を立てていかなければなりません。また、息の長い選手でもさすがに三十代半ばには現役引退を迎えることになるでしょう。引退後の長い余生を一般の社会人として生きていくわけですから、マナーや常識は必要不可欠です。そのため、日頃から口うるさくマナーや常識に関する意識を高めているのです。
 私は選手たちに「辞めた後はどうするの。何をするの」「そろそろ考えた方がいいんじゃないの。多分サッカーで生きていけないよ。」などとよく言います。選手が結婚するなら「将来どうするの」とか「親御さんはどうするの」とうるさく聞きます。
 スポーツ選手は引退後が長い。私はその余生も現役時代以上に楽しく幸せに過ごしてもらいたいとおもっています。プロスポーツ選手は短命、などということが言われますが、私の考えるコンディショニングとは、現役時代に力を出しきれるようにするだけでなく、健康に長生きするということも視野に入れています。マナーや常識も幸せな余生を過ごすために欠かせないことなのです。(82〜84頁)


 ここまで選手のことを考えている指導者がどれほどいるでしょうか。私も学生時代に色々な指導者の下でプレーしてきました。会社に入ってからも様々な上司の指導を受けてきました。それぞれの指導者の方々の指導は、私の血となり肉となり、今の私を形作っています。今の私があるのは、私を指導してくださった方々のおかげだと、心から感謝しています。でも、ここまで口うるさく指導してくださった方は居なかったように思います。(もちろん、私が気付いてないだけかも知れません。)

 私を指導してくださった方々と本書の筆者を比べて、私の指導者が劣っているというつもりは毛頭ありません。私が言いたいのは、チームドクターという枠にとらわれず、チームを離れた後の選手の人生まで「コンディショニング」の一環と考えていることが、本書に筆者の非凡なところだということです。

 私も会社では部下を持ち、指導する立場です。自分への戒めとして、本書の記述は心に深く残りました。


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